Mon journal 甘くて優しい日々のこと

ストウブでご飯をたく

 

新刊のご紹介が遅くなってしまいました。10月に2冊発売されております。

1つはストウブごはんココットレシピ。

 

私はこの仕事をしている割に、鍋はあまり数を持っていなくて、ストウブは16センチを2つ。

フランスのセールで買ってえっちらおっちら持って帰り、ほぼ毎日愛用しておりまして、それでごはんも炊いています。

 

この仕事をするようになって、スタイリストさんに、「若山さんのそれストウブ16??なんか違う。かっこいい。」

と言われることがたまにあり、 はて。(セールだったからなんかおかしいのかな。。)と思ってたら

今回ようやく謎が解けました。

 

私のは旧型で高さが今のものより、かなり高いみたいなのです。

なのでごはんも2合くらいまでいけるのだけど、今の16センチだと結構ギリギリ、、厳しそう。

 

 

昨年発売されたごはんココットというお鍋は、ストウブらしくない甘めのデザインで、

正直私は自分が持っているものの方が愛着があるせいか好きなのだけど、

底の丸みはごはんを炊く時に対流しやすい、そしてこげつきにくい

など利点があり、高さもあるのに少し薄いからか、従来のものより軽く感じます。

 

そして2合サイズはかなり深いので、私の持っている16センチですら、入らない具沢山煮物系もたっぷり入ります。

なのでメーカーさんからの希望もあり、これだけで満足!な具沢山のスープ系というストウブの得意分野も最後にご紹介しています。

 

 

そう、今回の目標は「1品で胃も心も満足できる」こと。

私は、満足感というと、どうしても炭水化物が欲しい。それもやっぱりお米が一番。

 

今回は、美しく味わい深い季節折々の和風な炊き込み御飯は諦め(すでに沢山素晴らしい本がありますしね)

お肉も野菜も入れて、その旨味もごはんに染み込ませるもの。

野菜が入れば米の量も減りますし、栄養バランスも悪くない、罪悪感を感じない(笑)

そんなごはんをメインに考えました。

お鍋ごと食卓に出して、湯気がわーっとたてば。

あとは何かお味噌汁や買ってきたお漬物や野菜か果物でもあれば、十分。

 

頑張りすぎないで作れる1品で満足なごはん。

見てもらえると嬉しいです。

 

*ごはんココット、新宿伊勢丹イベント予定。うっかり告知を忘れていて、、満席となっていますがキャンセル待ちもできるそうです。

https://isetan. isetan.jp/…/main_…/kitchenstudio/index2.html 

 

 

*今月のお仕事*

・ミセス12月号でクリスマスのケーキを2品紹介しています。簡単だけどミセスに合わせて華やかなものにしてみました。なんとラッピングはいつも素敵な福田里香さんが。感激でした。

ミセスらしい、なんとも豪華なメンバーでのクリスマス特集。そんな中に私も入れてもらえて嬉しかったです。

こちらもぜひ。

・サルース12月号、MOM12月号でクリスマスディナーのレシピを担当しています。後者はイオングループのカードを持っている方しか見れないみたいですがサルースは東急沿線の駅に無料で配布されていますのでぜひごらんください。高架下がリニューアルされた中目特集です♪

 

 

 

 

 

 

| ヨーロッパの料理 | 10:46 | - | - |
自家製スモークサーモンもどき                  〜Saumon mi-cuit, mi-fumé〜
 

子供の頃からの大好物にスモークサーモンがあります。
初めて食べたときのことも強烈に覚えているくらい(笑)
まだ東京に住んでいたので、おそらく2歳とか3歳だった私ですが、母の知り合いのおうちに招かれて、美しい大皿にひらひらとお花のように並べられていたピンクのサーモンを食べたとき、
なにこれ?!お刺身じゃないよ!!と箸を持つ手が震えるくらい感激したのでした。
(その後しつこく、あのおうちの鮭が食べたい。アレじゃないと食べたくないと言い続けたらしいので、本当に感動したんだと思います。)

 
「ジャーサラダ」では、ブロックのスモークサーモンをグレープフルーツと合わせていますが、
実はあまり売っていない!
ということで、お正月、ブロックのスモークサーモンを作りたくて、刺身用の鮭を買ってきて作ることに。
(ちなみに私、なぜか鮭のお刺身は刺身の中でワースト1、2を争うくらい苦手)

塩はサーモンの2,5%くらいがいいかな。柵が300g程度だったら、大さじ半分くらいですね。
砂糖は1%目安なので小さじ2分の1くらいで。
よくまぶして、1日〜3日くらい冷蔵庫で寝かせます。
このときにコリアンダーシードだの、ディルだのをまぶしてクラブラックスという塩漬けのお料理としていただくこともできます。(が、私は生のサーモンが苦手なので。。)


瞬間薫製をするのは、フライパンでも鍋でもなんでもいいのですが、薫製の匂いがつきそうなので、私は300円くらいで買って以来あまり使えてない小さすぎるフライパンを採用。

鮭はざっと表面の水気を拭き取ります。(塩分が気になるようだったらざっと水で流してからでもいいかも)
フライパンに大さじ1くらい薫製用チップスをちりばめ、オーブンシートにのせた鮭を置きます。(写真はオーブンシート大きすぎた。)

 
ぴっちり蓋をして中火。30秒くらいしたらモクモク煙がでるので30秒〜1分ほど加熱して、ひっくり返して更に30秒。
私はレアで食べたいのでこれくらいですがお好みで。中まで温めたかったらこのまましばらく置くといいですね。

ディルとケッパーとレモンかライムが鉄板ですが、最初の写真は穂じそとすだちの皮擂り下ろし。年末の金沢旅行以来マイブーム(死語)なのです。

お正月のジャーサラダは、これに蕪の塩揉み、金柑、紫玉ねぎなどをあわせました。




薫製チップは10年くらい前にハンズで買ったのが家にまだあったのですが
富澤商店さんなどでも売っています。私は桜を使いました。
なんだかごちそう風になるし、すぐできるので当分はまりそうです。
| ヨーロッパの料理 | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
開けまして、ジャーサラダ


あけまして、おめでとうございます✨
お正月チックなジャーサラダってなにかありませんかねえ。と年末編集さんに言われて
うーんと考えてできたのがこれ。
なますやキャロットラペに金柑を合わせるのが好きなので、
蕪と人参のスライスを塩揉みして、、和風に甘酢で和えてもいいのだけれど
(というかそのほうがおせちぽかったのだけれど)
刺身用の鮭を、塩、ほんの少しの砂糖をして半日置き、フライパンで瞬間スモークした自家製スモークサーモンが、めちゃめちゃ美味しかったのであわせてみました。(この作り方は追って。)

色が綺麗だし、鮭に合うよねってことで、紫玉ねぎマリネもイン。
(塩揉み→シャンパンヴィネガー、オリーブオイルの順でまぜると辛みが消えるようです)


ハーブはセルフィーユとディルと穂紫蘇。
穂紫蘇の紫と紫玉ねぎの色がリンクして、美しいサラダとなりました。

そしてもう一つ。デザート。


 
えいやっとお皿に開けるのが、開けまして!ということでなんだかお正月っぽい気も。
(こじつけ)


こちらの金柑はシロップ煮(パウンド型…に載せています。)あと黒豆とイチゴ、柿、ココナツミルクで寒天を作ったものを合わせました。私は砂糖と水で作ったシロップをすこし入れましたが、お好みで黒豆のシロップを足しても金柑のシロップをかけても。

黒豆に柑橘はよくあうので、たまにグランマニエを落としたりもしますが、黒豆&ココナツもなかなか。
色合いもちょっとお正月っぽいかなと思います。おせちに飽きたらこちらもぜひ。
| ヨーロッパの料理 | 00:57 | comments(2) | trackbacks(0) |
牡蠣 柿 ルコラ

ジャーサラダもスコーンも作ってくださっている人が本当に多くて
SNSでダイレクトにそれを拝見できて、毎日嬉しい私です。
写真は牡蠣と柿、ルコラ。

果物をお料理に使うのは、最近一般的に(むしろ人気に?)なってきてるのかなと思いつつどうだろう。。とおそるおそるメニュー案に出したら通過。
そして撮影中一番人気の高かったモノの一つです。
(デザイナーさんが自宅で何回もとても綺麗に作ってくださってるのも発見!)
ルコラが無い場合は、春菊とかクレソンとか少し苦みのある野菜があいそうです。

牡蠣はものすごーく水が出て小さくなりますので、大ぶりのものが安全です。
作り置きページの、柿のオイル漬けレシピではバルサミコが多めですが、これは
加減してください。オイルにつけるのでさほど気になりませんが無くても大丈夫。
あくまでも隠し味、というかんじです。

12月他のお仕事のご紹介です。
レタスクラブではホットドリンクを。
珍しくアルコール入りもご紹介していますので、冬の夜、みんなが寝静まった頃
お好きな本と一緒に楽しむってのもちょっと贅沢でいいかなと思います。
温めると少しアルコール分が飛びますしね。

レタスクラブの住友生命バージョンは、サラダとスフレパンケーキを担当しています。
なんだか私比率が高いです(笑)

きょうの料理はお料理ではない広告でちらりと。メイクかなあ。全然顔の違う私が写っています。(100パーセント誰?って言われる…)

天然生活では鍋を。
実家の常に味の変わっていく、落ち着く間のない「すき焼き」をご紹介しています。


年末ぎりぎりにおせちジャーサラダアップできるかもしれないです。
ではでは皆さん大掃除がんばって(私もね)
| ヨーロッパの料理 | 11:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
夏野菜いろいろ


夏野菜がおいしくなってきたかな?体を冷やすものとはいえ、こう蒸し暑いと食べたくなってきますよね。
「作り置きできるフレンチデリ」の夏野菜のお気に入りはこの3点。

ズッキーニにはミント、赤ピーマンはモロッコ風にコリアンダーを効かせて。
でもお気に入りはきゅんっと酸っぱいなす!ズッキーニはしんなりする当日が食べごろですが
日持ちもばっちりです。





しかしこれ、雪がつもりまくった真冬の撮影だったんだよなあ…としみじみ思い出します。
| ヨーロッパの料理 | 11:37 | comments(2) | trackbacks(0) |
塩加減


ブログの更新がすっかり遅くなってしまいました。
実はパソコンが完全に逝ってしまい…
友人からマックを安く譲ってもらったはいいのですがウィンドウズだった私はいろいろ難しくそのままほったらかしに。
(初マックというわけではなく…ワタクシ、マック、ウィンドウズ、マック、ウィンドウズと交互に変えているのであります、どれもこれも使い勝手がいまいち!と機種のせいにしてきましたが…どうやら自分に問題があるのではと気付き始めた今日この頃です。)


ところで先日発売しましたフレンチデリ。おかげさまで好評なようで「○○作りました!」といったご報告メールを、たびたびいただいております。ありがとうございます。(涙)

そんな中ですね。最後に塩少々…の記載があったほうがよいなと思われるもの1,2点(レンズ豆とリエット)
ありました。。
バター、ベーコン、チーズ、すでにかなり塩気のあるものをコクだしのために
使うことが多いので、すべてのお料理、最後の塩加減は好みで。使用する材料次第でははなくてもいいですよ。
と私がずっといっていたためかと…す、すみません。
塩加減はお好みで調節なさってくださいね。

ついでに、塩について。ですが、私はゲランドの塩を使っています。しかも粒が粗いものを使用しています。
がりっと、ときどき口に直接塩があたる感じがアクセントになるので好きなのですが、
これは好みが分かれるところかなと思います。
普通の食塩を同じかげんで入れたら、かなりしょっぱくなるはず。

細かいものはフルールドセルといわれる、一番上にできる塩の花を使っています。繊細な味わいです。

あと私は燻製塩とかはうまく使えないタチなのですが、トリュフ塩は好んで使ってます。
トリュフ、大好きなのですが、オイルだとどうしても油分がいらないお料理に使えないってことがあるので。

熱々のご飯に卵黄を乗せて、トリュフ塩、またはスクランブルエッグにトリュフ塩、
ステーキにトリュフ塩、クリームパスタにトリュフ塩。

どれもおいしい〜♪お料理のランクが上がる気がするんですよね。

私が使っているのはマドレーヌ広場にあるメゾンドラトリュフのものですが、これかなりでかい!
開封後どんどん香りが飛んでしまうんですよね。。。
と思っていたら丸の内のコンランショップにミニサイズ(ハーフかな?)が置いてありました。
お値段はパリの大きいサイズと同じくらいですが、トリュフ大好きな私ですら使いきれないし…
パリでは小さいサイズは見かけたことがないのでこれは買いかもしれません。


| ヨーロッパの料理 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
エッグベネディクト


3月1日発売オレンジページクッキングで「エッグベネディクト」を担当しています。
これが確か仕事納めの撮影でした。
自分で食べる分には少々ふわふわついていようと、丸くなかろうと気にしない大雑把な私ですが
撮影とならば…と真剣に作ってみた!
少しヘルシーにしあげたオランデーズソースをからめてブランチに。し・あ・わ・せ〜♡
ソースはアレンジバージョンも簡単でおいしいので
この幸せを分かち合いたく、人を招くことにしばしハマった年末でした。
(撮影で残った卵はスタッフさんに持ち帰ってもらったのですが…おそらく家にあっても消費できた気がします。笑)



くるんっと丸くできると達成感!ポーチドエッグがのっかるとごちそう感もありますよね。
茹で卵より早く2,3分で火が通るのもいいなと思います。



今回のカメラマンさんは木村拓さん。スタイリストは澤入さん。かっこよかったPC画面をパチリ。
他の写真はどうぞ本誌でご覧くださいませ☆
| ヨーロッパの料理 | 17:19 | comments(4) | trackbacks(0) |
ココットタタンとココットトマトクランブル。


トマトの上にチーズクランブルをのせて焼いたもの。クランブルは甘くないチーズ味のものです。
パン粉と粉チーズでもいいんですけど。クランブルは冷凍しておくとなにかと便利です。
トマトは中を少しくりぬいて(くりぬいたものはスープに入れて再利用)ハンバーグの中身などを入れると豪華な一品になります。
クランブルは「スクエア型のケーキとタルト」のタルトサレにてご紹介しています。



こちらは小さなタルトタタン。林檎がふかふかでやや煮崩れちゃった。
ココット型にみっちり詰まっていますが、これで紅玉1個分。
最初は入りきらなくてもカラメルと一緒にオーブンに入れるとぎゅううと小さくなりますので、
なったところで上からパイ生地をかぶせて焼きます。ひっくり返すと小さなタタンのできあがり。

ココット型、寒くなってくるとほんとよく使います。
落としてもなかなか割れやしないし(重要!笑)大好きなのだけれど問題は重ねると不安定ってところかな。
買う時は100均のもので全然いいのだけれど内側がつるっとしてるのはアウト。
少し段差があるもののほうがいいです。スフレを作るときの重要なポイントなのです!

今週あたり友人が来るので久々にスフレを焼くつもり。
ちょっと新しいフレーバーにしてうまくできたらアップします☆
| ヨーロッパの料理 | 20:59 | comments(3) | trackbacks(0) |
タルトフランベの生地でパリパリクミンパンとワカモーレ


クスクス屋さんで出た前菜が美味しかったので作ってみました。
クミンシードを入れたパリパリのパン。

こちらは「天板ひとつで作るたくさんの焼き菓子」
のタルトフランベの生地にクミンシードを入れて焼いただけ。

この生地は発酵も寝かせる必要もないし、
オリーブオイルが入っているせいかびよーんっと伸びやすくて扱いが楽。


香菜とライムを利かせたワカモーレをすくって食べるとパリパリパリパリ
いくらでも食べれてしまいます。
レシピはレシピブログの連載からどうぞ〜。


本家の定番タルトフランベはこんな感じ☆チーズとベーコンと玉ねぎと黒胡椒。
こちらもやっぱりおいしくて、今の季節はきゅっと冷えた白ワインでいただくと最高〜。
焼く時間も5,6分だし、のばす作業をみんなでやって食べながらパーティとかも楽しいです。



ワカモーレの作り方 メモ

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| ヨーロッパの料理 | 10:41 | comments(4) | trackbacks(0) |
夏のサラダ


先日の赤いピクルスのレシピをようやく連載にアップ。
これ、私は好きなのですが、酸っぱいもの嫌いな人は
単体ではどうも食指がのびないようです。

でもピクルスはいろんな料理に酸味をプラスするときに使えますね。
写真のサラダは旬の枝豆とトウモロコシ。
ドレッシング(私は玉ねぎのすりおろしをいれたものを常備してます)
とツナ(シラスでもおいしい)
あれば茗荷やセロリのみじん切りも加えて、最後に赤いピクルスをコロコロと。

ドレッシングは大抵油と酢を2対1で作っている上に今回はツナをいれているので
少し油っぽい。それがうまく中和されました。

カラフルなのでおもてなしにも使えそう♪

(あ、旬とか夏とか書いていますが…じ、じつは今回は
家に会ったコーン缶と、撮影あまりの冷凍枝豆を使用しております。
手軽で気軽。旬のものなら更に美味しいハズ!)

ピクルスを作ったらぜひこちらも。



| ヨーロッパの料理 | 11:20 | comments(5) | trackbacks(0) |