Mon journal 甘くて優しい日々のこと

黒蜜と蕨もち


先日伺った京味さんで最後に出た蕨もちがとてもおいしかったので
今ハマって作っています。


小さな頃、たまにリヤカーで蕨もちと蒟蒻の田楽を売り歩いてる
おじさんがいました。
学校から早く帰れた日やお休みの日だけが、おじさんが家の前を通過するのに間に合う。

笛の音がすると、いてもたってもいられなくて小銭を持って階段をかけおりて
おじさんを探したものです。

蕨もちは小指の先ほどの大きさで砂糖ときな粉がまぶしてあるシンプルなもの。
実はさほど好きでもなかったように思います。
買った蕨もちはそのままおばあちゃんにあげたり。(笑)
おじさんが氷水から透明の蕨もちをすくって、水気を切って
きな粉をまぶして発泡スチロールの容器にいれてくれる。
その作業を見るのが楽しかった。

小学校の家庭科の授業で
初めて自分たちで作りました。
白い粉が水に溶けてドロドロになり、練っているうちに半透明になる。
氷水に落とすと、なんとつるんとした物体に変化!
キャーキャー言いながら皆で作りました。
あのときの家庭科室の風景を、いまだに鮮明に覚えています。


蕨もちは、そんな夏の思い出がつまったおやつ。

大人になった今は、大好きな黒蜜を好きなだけ、どっぷりかけていただきます。

パンケーキはメープルシロップを味わうために、
蕨もちは黒蜜を味わうためにあるものだと思っています。(笑)

なんと言っても蕨もちは蕨もち粉だけで作れるのがいいですね。
シンプル。
黒蜜も黒砂糖で簡単に作れます。
波照間などの沖縄の離島の黒砂糖はそれぞれけっこう味が違うので
色々試すのも面白いです。


蕨もちそのものには、甘みをほとんど加えないのがわたし流。
黒蜜をたっぷり。きな粉もたっぷり。
書いているうちに、また食べたくなってきました。

レシピはレシピブログの連載にて後ほど。

| 冷たいお菓子 | 02:12 | - | trackbacks(0) |