Mon journal 甘くて優しい日々のこと

金木犀で作る桂花醤


仕事でお知り合いになった大好きな人たちと
ほぼ恒例になりつつある(しかしものすごくランダムな)持ち寄りごはん会をして
おなかいっぱい、しあわせだねー♪とふわふわほろ酔いの帰り道。
夜風がふわわーっと金木犀の香り。

「金木犀の香り!」と私が小さく叫ぶと、
「ねーほんといい香りだねえ。私、金木犀のお花をだんなさんと摘むの」

みたいなことを(酔っていたため、うろ覚え)
スタイリストの道広さんが言って、ほわわんっと微笑みました。

道広さんが金木犀を摘んでいる姿を想像して
妖精みたいだにゃあと、これまたほんわか聞いていたら

「桂花醤をつくるの。」とにっこり。

…なんですかそれ、中国料理に出てくるやつですよね。家で作れるんですか?
と、急に私、現実に戻り、根掘り葉掘り。

タイミング良く、翌日うちの庭は剪定が入ったため、
バッサリ切られた金木犀の枝を捨てないでください!とお願いしておいたら
帰宅後、玄関に大きなビニール袋が二つ。中は全て金木犀!

これが大層な量でして、小さなお花がそこかしこにいっぱいついていて、
戦前に工場で働く少女ってこういう作業をひたすらしてたのか…と
摘みながら、秋の夜更け、辛くなってきました…。
おまけに歯が痛くなってきた。




金木犀の香りがすると歯が痛くなる。
のは私だけかなと思っていたら、そう書いていたのは、山田詠美さんだったかしら。
秋は空が澄んで、なにもかも綺麗だけれど、徐々にひんやりとしてくる空気に
ときどきちょっとさみしくなって、奥歯がきゅっと痛くなります。
(歯医者に行けってことなのか…も。)

道広さんに伺った桂花醤の作り方は、のちほどレシピブログにて。
↓瓶づめにしたらややキモチワルイ

| コンフィチュール | 12:36 | comments(3) | trackbacks(0) |
はじめまして!
先生も山田詠美さん、お好きなんですね。
金木犀のくだりが出てくるのは「放課後の音符」でしたね。
「きんもくせいの匂いがする。甘くて歯が痛くなりそう。
秋には恋に落ちないって決めていたけど、もう先に歯が痛い。」
私も金木犀の香りをかぐと、秋だなって、切なくなります。
その切なさは歳を重ねるごとに大きくなる気が。
ノスタルジーってことかもしれませんね…。
これからも素敵なブログ、楽しみにしています。
| atsuko | 2012/10/18 4:45 PM |

atukoさん
そうでした。
「放課後の音符」オリーブの連載でしたっけね?
ドキドキしながら何回も読んだ、
思春期の思い出の一冊です。
今読んだら違うところで心に響くかも。
きんもくせい〜は
印象的なフレーズでしたね。
(忘れてたけど 汗)

歯の痛みにはキス。

恋に落ちた切なさで歯が痛くなるのならいいのになあ。
と思いつつ今宵読み返してみます。
ありがとうございます。^^
| 若山曜子 | 2012/10/18 7:10 PM |

ようこ先生、こんばんは♪

桂花醤、初めて聞きました。
桂花陳酒は知っていたし、飲んだこともあるのですが、
それから金木犀のシロップ漬けが作れるのですね!
我が家も当初は庭に金木犀があったのですが、
工事をするにあたって、取り払うことに・・・。
くすん、残念です。
秋を瓶詰めって、とても素敵ですね。

山田詠美さん、「放課後の音符」、私も、むかーし読みました!
でも「歯」のこと、全く記憶になくて(^_^;)
と言いますか、お話し自体覚えていません〜。
これはいけませんね、、、なんだか、とっても気になってきました(笑)。
読みたい本が、また増えました(*^_^*)
| yakimonoya | 2012/10/19 8:54 PM |

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