Mon journal 甘くて優しい日々のこと

タルトタタン


八百屋さんに紅玉が並び出しましたね。
林檎×キャラメルは私の大好物。

煮詰めていわゆるキャラメルを林檎味で作ることもあれば、キャラメルクリームで煮たものを
ロールケーキに混ぜ込むこともあります。ケークに入れてもおいしいですね。
キャラメル味はなんでも好きですが、林檎との組み合わせはやはり格別。


タルトタタンは砂糖とバターとリンゴと粉、だけのシンプルなお菓子ですが
キャラメルの苦みと甘さ、リンゴの酸味と食感、バランスが難しいお菓子です。
国産なら紅玉を使いたいところ。後からレモンをたしてもやっぱり林檎の酸味とは違います。


写真の林檎はニュージーランド産。夏の撮影ではしかたないですね。
キャラメルの濃さは私としては気持ち浅め。でもこれくらいが好まれやすいかな、などと悩みつつ。

タタンの場合、綺麗に膨らむ生地は必要ないので
新刊では第一章の簡単パイ生地で作っています。
第二章の折り込みパイだともちろんよりリッチに仕上がりますが、その場合も2番生地で平気。


タタンのお気に入りは留学時代に食べた、パリ、フォーブルサントノレ通りのJPエヴァンのサロンドテのもの。

背高のっぽのタタンは、林檎がたっぷりで、もう少しパイ部分も食べたい…と
当時思ったりもしましたが、どうやら(思い出、こみで)生涯におけるベストタタンになりそうです。
ここに甘さのほとんどないクレームシャンティを添えると絶品。
(しかし私のお気に入りはどうしてなくなる運命なのでしょうか?ジャックジュナンのタルトシトロンとか!)

ショコラティエなのに、ショコラを全く使わないお菓子があるのを不思議に思い、
当時エヴァンさんに聞いたところ、おばあちゃんのレシピだとおっしゃっていたような。
そのうちタタンは週末限定になり冬季週末限定になり…何年か前から姿を見ていません…。

「JPエヴァンにいく?」「タルトタタン食べちゃう?」と友人と待ち合わせしてサントノレ通りの2階で、タルトタタンとショコラショーをいただく「ザ 甘党!」な午後は
当時学生だった私にとって、ものすごーーく贅沢で幸せなひとときでした。

でも今は、ほぼほぼ(時に失敗)自分でおいしく作れるから!
今週末は久々にちゃんと焼こうと思います。







| タルト・パイ | 11:23 | comments(4) | trackbacks(0) |