Mon journal 甘くて優しい日々のこと

Je pense à vous
coucher de soleil sur la seine,  le 13 juin 2015  PARIS

パリでとても悲しい事件が起こりました。
 
ニュースを見て、ただ心を痛めるだけで途方に暮れる。
現状を何ひとつ自分では変えられない。
誰ひとり救うことができない。
自分の無力さ、存在の小ささに呆然としました。
 
いろんな考えの人がいて、いろんな信仰の人がいて、いろんなカルチャーがある。
だからぶつかり合い、争いがあるのは仕方が無いこと…?
地球上には、いつもどこかで戦争があり
それを止めることはできないのでしょうか。
 
回らない頭で、ふと、もしかしたら、
物事はとてもシンプルで。
 
自分がされたくないことは、人にはしない。
 
それだけのことではないか、それに尽きるのではないかと、思いました。
 
相手を理解しようとしないで、罵るのはラク。傷つけるのもラク。
いや、実生活で関係のない、知らない人を傷つけるのは、全ての行動で一番ラクで
一番簡単なストレス解消法なのかもしれない。
 
でも、もし同じことを自分がされたら…?
暴力を(言葉の暴力も含めて)
自分が受ける側だったら? と行動に出る前に一度立ち止まる。
 
傷ついた人、殺された人には、その人の人生がある。
結婚したばかりかもしれない。赤ちゃんがいるかもしれない。
病気の親がいるかもしれない。
同じクラスにいたら、すごく気があったかもしれない。

誰かにとって…かけがえのない、大切な人だと想像したら、傷つけるなんて、できないんじゃないか。
 
想像力を少し働かせれば、むやみに誰かを傷つけることは無い。
そして、それは回り回って、自分自身の悲しい経験を減らしていくことになる。
 
逆に言えば…
ポジティブに考えれば。
一人一人が、相手の気持ちを想像すれば、
誰か一人を喜ばせてあげることができたなら、
それだけで世の中は今よりずっとハッピーになる、そんな気がしています。
 
料理も同じ。お皿の向こうに食べる人の顔が想像できたなら。
 
コレにコレをあわせたほうが食べ飽きないだろうか。
あの人はコレが好きだから、入れてみようか。
綺麗に盛りつけたら、喜んでくれるだろうか。
そう考えるだけで、お皿には、いつもよりずっと素敵な世界が広がる。
 
朝コーヒー切れるとツライだろうから買っておこう。
帰ってきたときに温かいスープがお鍋にあったら嬉しいかな。
 
相手を想う、想像力、大切。
 
私は誰かを幸せにできているんだろうか…
あなたは…?
 
少なくとも、パリは…
いい加減で意地悪で。本当に感じ悪くてうんざりすることもあるけれど、その唯一無二の美しさでたくさんの人を魅了している。
誰にも傷つける権利なんかない。

でもパリだけでなく、どの都市も、シリアもレバノンも、
その土地に生きるどんな人も。
唯一無二。
誰にも傷つける権利なんか、ない。

そんなことを考えた一週間でした。

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