Mon journal 甘くて優しい日々のこと

何でもない日のフランスごはん



ブログでの告知が遅くなってしまいました。先月末なんでもない日のフランスごはんが発売となっています。
判型も小さく、手にすんなりと持ちやすい、とてもかわいらしい本になりました。
(オニオングラタンスープの写真をはがした内側もかわいいのです。)
自分がフランスで一人暮らしをしていたときに食べていたもの、好きなものをつらつらと。
なので使いやすさ、というのはどうなんだろう、、、と反省点も多いのですが。

ほとんどこの本のために作ったルセットはなく、普段我が家で食べてるものばかり。

試して作ってみて、むふーと気に入ったのはグレープフルーツと海老のタブレ。
本来ならばフランボワーズのビネガーを使いたかったのですが、
冷凍フランボワーズ(ラズベリー)のほうがお手軽かなと思って作ってみました。
(とはいえお菓子作りをしない人にはお手軽じゃないですよね。。すみません)
色合いも華やかで、グレープフルーツの少し苦みがある甘さと海老がよくあいます。

あとは今回の発明(?)はマロンマスタード。
パリのマイユでいろんなマスタードを味見しまくったとき、
栗マスタードがおいしくて、むりくり(栗だけに)似たようなものができないかと。
お手軽で私は気に入っていますが、これは好き嫌い分かれるかなあ。
クリスマスにローストチキンにあわせたい味です。

他におすすめは、おつまみ系のナッツ。いつでもうちでは大人気。すぐなくなります。
お菓子作りをして卵白が余っててナッツも微妙に余ってる!なんてときはこちらもぜひ作ってみてください。

本のレシピは、120%自分が好きな味だけを出せる訳でなく、趣味に走りすぎないよう、一般的に作りやすいかどうか気をつけながら、その範囲内で私の好きな味を、編集さんといろいろ相談しつつ、模索しつついつも作っております。

今回はちょっと制限が甘めだったので、今までの本ともまた違うかもしれません。
まだ本屋さんにあったら、ぜひ見て見てください。
 
| おしごといろいろ | 23:44 | - | - |