いちごのお菓子が明日発売となります。
レモンのお菓子の妹です。(ちなみにりんごは私以外全てメンバーが違うので、、はとこくらいでしょうか)
もうね、いちごは本当に可愛いし、そのまま食べても美味しいしで、どうにもレシピだしが(どう選んでいいのか。。)難しかったです。
今回は、酸っぱくて硬いいちごを加熱した時の美味しさもお伝えしたいなーと思ってところどころにそんな要素も入れています。
表紙のタルトは、中では比較的地味なルックスなのですが、昨夏イラストレーターのイザベルさんがパリのご自宅で私のために焼いてくれたタルトからインスパイアされたもの。
いちごのお菓子がもうすでに決まっている話をしたら、おばあちゃんのレシピというタルトをご馳走したいと言ってくださって。。
汗ばむ季節にいただいたいちご水(タルトの副産物♡)と一緒にいただいたキュンっと甘すっぱいタルト。とーっても美味しかったです。
日本のいちごでもなんとかならないかなあ、、と思って帰国してから色々やってみたレシピ。タルトに水分は大敵なので、硬くて小さな外国物か、もう少ししたら出てくる露地物がいいと思います。時間が経つと水分が出てきちゃうからこれはもう早いうちに。本当に家庭のお菓子なんですね。
艶艶のいちごタルト↓と表紙を争いましたが、今回はこちらで。
レモンの時もすごく楽しくてみんなでレモンのお菓子をもぐもぐ食べながら進んだ撮影でしたが、
いちごは、けれんみのない、どストレートな可愛さにうっとり。(いやーかわいい。これもかわいい、こうしてもかわいい。などなど。。)
私の定番はまたもやパウンドケーキや、簡単なところではフライパンでできるオムレットやミルキーなアイスクリーム、いちごワイン。など。
お菓子作り目線で言うと、いちごはカットしてからも何も手を加えなくとも褪色しない数少ない果物です。
酸味が強いからだと思うのだけれど、それなのに乳製品にあう。酸味がまろやかなんですよね。
しかも食欲をそそる鮮やかで艶めいた美しい赤色。本当にお菓子のためにあるフルーツと言ってもいいくらい。
なんかこのお菓子、可愛くないなと思ったら、いちごをのせたらいいのです。(笑)
それくらい、いちごのビジュアルには力があります。
そんなお姫様のようないちご、これからしばらく買いやすい季節が続きます。
皆さんも是非今のうちに、いろいろ楽しんでみてくださいね。
写真/馬場わかな スタイリング/伊東朋惠 ライティング/北條芽衣 イラスト/Isabelle Boinot
デザイン&アートディレクション/福間優子